社労士事務所でありながら行政書士と保険代理店の組み合わせでは、相続事業承継において保険を有効につかったプランの提案が可能です。さらに社会保険労務士と保険代理店の組み合わせでは公的保険と民間保険を合わせたいわゆる「保険」のプロフェショナルとして年金の請求と保険の申請を同時に可能とする特色のある事務所です。
対応エリア | 全国(オンライン対応可) |
資格 | 社会保険労務士 行政書士 |
代表紹介
瀬川 岳夫(せがわ たけお)
最終学歴
関西大学 法学部
略歴および実績
関西大学法学部を卒業後、外資系の生命保険会社へ就職。そこで保険に関する資格として社会保険労務士の資格を志す。2008年に瀬川社会保険労務士事務所を設立。2010年に瀬川行政書士事務所を設立。2011年からはコンサルティング業務を行う株式会社ラピットリバーを設立。
【所属団体】
- 大阪府社会保険労務士会
- 大阪SR経営労務センター
- 大阪府行政書士会
- 労働調査会セミナー講師
- 異業種交流組織BNI
- 大阪中小企業同友会
- 大阪青年会議所(OB)
自己紹介
こんにちは。社会保険労務士の瀬川岳夫と申します。社会保険労務士とは文字通り社会保険と労務管理の専門家であり、主に中小企業の経営者の方のお手伝いをさせていただいております。
中小企業に於いては厳しい経営環境が続いております。そのような中でもお客様、従業員の方を大切にし、さらに利益を上げている企業もたくさんあります。そのような会社を、またそのような会社を目指されている会社のお役にたてるべく日々活動しております。
特に経営を始めたばかりの経営者にとっては本業以外にも手続や対応しなければならないことがたくさんあります。特に本業以外のことは多くの時間を取られます。このようなことは専門家に任せていただき、本業に専念していただけたらと思います。ぜひそのお手伝いをさせていただけたらと思います。
お客様との信頼関係を大事にし、フットワーク軽く迅速に対応していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
これから何を目指しているか
現在、建設業界の中小企業の多くは退職金制度を持っていません。そのため、退職金制度の導入は会社の魅力を高める一助となるでしょう。
私は以前から保険業界に関わり、保険代理店としても活動してきました。その経験を活かし、退職金制度の導入から始まる一連のプロセスをワンストップで提供することができます。
将来的には、社労士や行政書士といった専門家だけでなく、建設業界へのサポートを行う体制を整えていきたいと考えています。私自身はAIやデジタル化には詳しくありませんが、様々な専門家と連携し、全国規模で支援を行うことを目指しています。
代表インタビュー
建設業特化の社会保険労務士になるまで
――なぜ、社会保険労務士(以下、社労士)になろうと思ったのですか。
きっかけは、外資系保険会社勤務時代、保険に関する法律の専門性を高めたくて社労士の資格を取得しようと思ったことからです。当時は社労士の業務がどんなものか、具体的には理解していませんでした。
でも、いざ資格取得すると、実際に社労士としての経験を積みたくなったんですね。そこで、一般企業の総務に転職しました。ところが、総務の業務は社労士に特化したものではないので経験が積めません。やっぱり「違うなぁ」と思って悩んでいました。
そんな時に、会計事務所を経営している遠縁から「独立するなら間借りさせてあげるよ」と声をかけてもらい、これもなにかの縁というか、流れというか、そんな感覚で「エイっ!」と独立しました(笑)。
――運気を逃さず流れに任せた感じですね!
ありがとうございます。もともと、流れやご縁を大切にするほうなので、その時もそんな感じでした。
――では独立後、すぐに企業案件に携わったのですか。
最初はなかなか……。経験値のない人間に仕事を振ってくれるわけもありません。どこかで実績を積まなくてはと思っていたところ、年金事務所で年金調査の仕事を依頼されました。
実は独立した2008年は、「消えた年金問題」が社会問題になっていた時期で、年金を積んでいたのに、満額支払われない人がたくさんいました。その方たちの話を丁寧にお聞きし、質問をしながら、何十年も前の記憶を思い出していただくお手伝いをすることになりました。
2年ほど、年金事務所の窓口でたくさんの年金受給者の方々の相談に乗っていましたが、本当に様々なケースを担当させていただきました。怒りや悲しみ、やるせない感情をあらわにする方も多く、こういうときの対応や自らの取り組む姿勢、言葉のかけ方など、たくさんの学びもいただきました。
――それからどのようにして、建設業に特化されたのでしょうか。
自分で営業をしたり、人脈を広げないといけないと思ったので、年金事務所の業務をしながら徐々に異業種交流会や経営者会などに顔を出すようになりました。それが功を奏して、少しずつではありますが、社労士としての依頼も増えていきました。それと、行政書士の資格も取ろうと思い立ち、勉強を始め、2010年に資格を取得。そして、瀬川行政書士事務所を立ち上げました。
しばらくすると、知り合いの社長さんから、「建設業の許認可申請できますよね?」と聞かれまして、やったことがなかったのですが、咄嗟に「できます!」と返事していました(笑)。
そこから必死に調べました。実は、建設業の許認可申請は、他業種の様々な申請と比べて要件が厳しかったり煩雑だったり、都道府県によって対応の特性があったりします。だから、最初は本当に大変でしたが、私を信頼してくださった社長さんに応えたくて無我夢中でした。
その仕事が終わると、その社長さんからまた声がかかりました。「知り合いの建設会社が……」と。その後から、紹介先の社長さんが知り合いの建設業の社長さんを紹介してくださって、と、どんどんご紹介をいただくようになって、気がついたら建設業に詳しくなっていました。
――最初は行政書士業務から建設業案件に携わったのですね。
形としてはそうですが、社労士業務とさほど時間差はないですね。許認可申請と社会保険や労務管理の話は、切っても切れないところがあります。私は社労士と行政書士の両方の資格を持っていますので、自然とボーダレスに相談していただくようになっていきました。
建設業に特化していることで提供できるメリットとは?
――建設業と他業種とで、社労士業務に違いはあるのでしょうか。
建設業の場合、労働時間や残業時間の捉え方、残業上限規制などが他の業種とは異なります。自社の就業規則や拘束時間の考え方、それが法的基準をクリアしているのか、など見直し、整備しないといけないことは多岐にわたります。
2024年4月から残業上限規制の上限を超えた会社には罰則が出まして、社名も公表されてしまいます。こうした対策は急務ですが、そもそも建設業特有の就労環境を理解していなければ、効果的な対策・対応は難しいでしょう。
なおかつ、建設業の許認可は社会保険と連動しているところがあるので、社会保険の手続きはスピードが大事になります。こんなところも一般企業と違います。
――建設業の就労環境や課題、経営者の悩み、職人さんの気質、業界用語など業界のことを理解していないと、痒いところに手が届くような仕事は難しそうですね。
そうですね。私自身は、建設業の社会保険、労務、許認可に関する法的なことはもちろんですが、業界の文化や業務内容に関することなど、包括的な理解を心がけています。お客様から「ワンストップで頼めるから早い」「いちいち説明する必要がないから助かる」とよく言っていただけて、嬉しい限りです。
実はさらに建設業に貢献したくて、1級土木施工管理技術士の資格取得に挑戦しまして、2024年1月、無事に合格しました!今後は、現場代理人にもなれる建設業専門社労士・行政書士として、建設業のサポートをしていけるようになりました。
今後の展望や目標について
――おめでとうございます! 最後に建設業への想い、今後の展望について 教えてください。
ありがとうございます!
建設業は、長時間労働で安定していないとか、若い人に好まれにくいという現状は少なからずあると思うんですね。ですが、建設業は日本にとってなくてはならない尊い業界ですし、本当に魅力のある業界だと思うんです。
だから、建設会社が今よりもさらに魅力ある会社に発展するお手伝いをしていきたいと思っています。そして、外国人の方々の受け入れ態勢をサポートしつつ、もっと日本の若い人に入ってきていただける環境づくりをしていきたいな、と。
その一環として、生命保険を活用した退職金規定の導入を提案していこうと思っています。生命保険を活用すれば節税対策にもなりながら、社員さんが喜ぶ退職金も積み立てることができます。
現状として建設業界の中小企業は、退職金制度のない会社がほとんどと言っても過言ではありません。ですから、退職金制度の導入は会社の魅力になると思います。
実は最初に従事した保険の仕事も保険代理店として継続し、保険のお客様とも長いお付き合いをさせていただいております。ですので、私がご提案する退職金制度導入のスキームもワンストップで対応できます。
また、将来的には、社労士や行政書士の業務以外でも建設業へのサポートができる体制を整えていこうと動いています。私自身は、AIやデジタル化などは専門外ですが、様々な専門家とチームを形成し、47都道府県に拠点を作れたらと構想しています。その第一歩として大阪の次は東京で、ご縁をいただいた各方面の専門家とのチームづくりに取り組んでいます。
事務所概要
主な取り扱い業務 | 労務管理・建設業許可取得代行・年金相談・保険代理業 |
費用 | こちらからごお問い合わせください(ご相談は無料です) |
事務所名 | 瀬川社会保険労務士事務所[社会保険労務士×行政書士] |
ホームページ | https://kensetsu-segawa.com/ |
所在地 | 〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町2-6-8 メルパシオ本町ビル903 |
最寄り駅 | 大阪メトロ 堺筋本町駅 大阪メトロ 本町駅 |
電話番号 | 06-6258-8210 |
受付時間 | 10:00~18:00【平日・土日祝日も営業】 |
定休日 | – |
備考 | 初回相談無料 |
対応エリア | 全国(オンライン対応可) |
関連リンク | 瀬川社会保険労務士事務所:https://www.segawa-sr.com/ |
この記事を書いた人
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コトノハ合同会社代表
2013年にフリーの校正校閲者として独立。2015年、経営者のインタビューライターに転向し、会社を設立。
インタビュー記事制作のほか、企業理念づくり、社史制作、パンフレットや冊子制作、企業ホームページのライティングなど、「想いの言語化」を軸に企業ブランディングに携わる。
企業には、それぞれの存在意義がある。だから、企業の「想い」と、その「想い」から生まれた「仕事」を内外に伝えることは大切と考えている。
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