アイデアライズ国際知財事務所

メッセージ

中小企業には中小企業なりのブランディングが必要になります


1.「自分にはまだ早い」と話す経営者
 中小企業の社長に「商標権どうしていますか?」と聞くと、「うちの会社にはまだ早い」と言われることがよくあります。それでは、商標権と全く関係ない事業をされているだけかというと、ロゴマークやネーミング、会社の略称など、会社のホームページや名刺、チラシなどで商標として使用していることが多いのです。
 それが既に他社の商標権を侵害しているものであれば、ある日突然、商標権者から警告が来ると使えなくなります。自社の商品やサービスの評判が高くてお客様が「また買ってみよう」と考える場合、その信用は商標に蓄積していきますが、せっかく信用が蓄積しても商標が突然使えなくなれば信用の蓄積もゼロになってしまいます。
 知的財産・商標・マーケティング・ブランディングは、学校教育で全員に教えるものではないので、「自分の営業にかかる商標は、手続をして商標権を取得する」というそもそもの仕組みも知られていないのが現実です。
 中小企業庁の調査では、商標権を取得している中小企業の方が、商標権を取得していない中小企業より過去3年の売り上げが伸びている、というデータもあります。

2.商標権って守るもの?
 中小企業の経営者に「商標権は自分の商標を守るものだよね?」とよく言われます。
 イメージは「自分の陣地に他人が入って来られないようにする」感じですね。しかしながら、実際は、戦いにおいて「守る・攻める」の他に「かわす」という作戦があるように、「攻める」ことも「かわす」こともできるのです。
 「守る」ではなく積極的に「攻める」武器として用いると共に、ある局面では「かわす」という使い方をすることで、できるだけ費用をかけずに戦いに臨めることになります。

3.ブランド力を上げるためにどうすればよいのか?
 日本でも著名な有名ブランドバッグも、当初はとても小さな規模で販売を開始していたはずで、今は名もない商標であっても将来的に有名ブランドにしていくことができます。そのためには、どんな商品やサービスを扱うのか、どんな商標を採択するのか、とても重要になります。私は、ロゴマークを決定する段階からデザイナーさんと打ち合わせを行い、お客様の認知度を上がるロゴマーク作りを心掛けています。商標権取得は「マーケティング・ブランディング」の一部であり、知的財産を活用することにより売れるしくみの基盤を整えると、商標がひとりで営業マンとして働いてくれるようになります。

4.まずはご相談下さい
 中小企業の経営者は、無意識に大企業のマーケティング・ブランディングをイメージされていることが多いのですが、中小企業には中小企業なりのブランディングが必要になります。まずはお問い合わせ下さい。最初のご相談は無料で承ります。

プロフィール

斎藤 理絵(さいとう りえ)

略歴および実績

中央大学 法学部卒業後に都内特許事務所に勤務しつつ弁理士試験受験し1991年弁理士登録。
2006年特定侵害訴訟代理業務付記登録。2010年~2011年弁理士試験委員(商標)。
以後、特許業務法人のパートナー(共同経営者)を経て2019年独立。
2022年よりアイデアライズ国際知財事務所パートナー。
東京都青山創業促進センター(ASAC:東京都のスタートアップ支援施設
https://www.acceleration-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/
に専門家として入居中。


弁理士として30年以上、商標及び意匠業務に携わり、現在は、中小企業のお客様をメインに、主として商標と意匠を中心に、売れるしくみづくりのための知財活用サービスを提供。

事務所概要

事務所名アイデアライズ国際知財事務所
代表または担当者代表 斎藤 理絵(さいとう りえ)
資格弁理士(侵害訴訟代理)、行政書士
主な取り扱い業務知的財産の代理・調査・コンサルティング、NDAなどの契約書作成、ネーミングやブランディング
費用こちらからお問い合わせください
対応エリア全国
ホームページhttps://www.idealize-ip.com/
所在地〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目53−67 コスモス青山 サウス棟 青山創業促進センター オフィス301号
最寄り駅東京メトロ 銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅
電話番号03-6427-6726
受付時間9:00-17:00
定休日土・日・祝日(ご相談に応じます)
その他初回相談無料

この記事を書いた人

WEBブラック・ライオン
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